『愛する人を所有するということ』を折る

恋愛は所有という罪をもっている。同時に自分自身を過剰に認識し、自我の問題をも生み出す。愛はけっして清らかなものにとどまることはない。愛をめぐる心の動きを小説や哲学・思想のなかにさぐり、自我の実相を一つひとつ確認しながら提示する愛の思想史。

本の表紙

愛する人を所有するということ

浅見克彦

青弓社

本の感想

(感想文は後日追加予定)